【お名前】
マル
【プロフィール】
今年で結成16年目を迎えるエレクトロ・バンド、HONDALADYのボーカルです。
タレントで例えれば、ひな壇芸人的な立ち位置です。
趣味でレコ評ブログ書いてます。
【2011年良かったアルバム 何枚でも】
(順不同)
Two Door Cinema Club / Tourist History
ここしばらくKITSUNEのアーティストは食傷気味だったんだけど、これはキた。
チルウェイブとは間逆のスリリングさはデビュー時のBLOC PARTYを思い出した。
BATTLES / GLOSS DROP
去年1番聴いたのはこれ。BATTLESっていかにもWARP!って感じの頭よさそうな印象だったのに、
フロントマン抜けたとたんガッツリ偏差値低い感じになって好感もてた。
Beirut / The Rip Tide
とても滑稽な表現だけど、ものすごくメランコリックでノスタルジックでロマンチックなアルバム。あからさまにキラキラしたものはもう聴く前から若干構えてしまう年齢に差し掛かった俺的には、こういう素っ気無いんだけどあったかい、村上春樹いうところの「小確幸」的なアルバムが本当に沁みる。
Yelle / Safari Disco Club
エレクトロ系女性ボーカルなのに「歌わされてる感」が皆無なのがなんか珍しいなと思った。セルフプロデュース能力の高さはマドンナとかリリー・アレンとかグウェン・ステファニと比較されるべき逸材かも。
Stephen Malkmus & The Jicks / Mirror Traffic
自身のアルバム→憧れの女性シャルロット・ゲンズブール→オルタナお師匠様サーストン・ムーア、そして今回は90年代オルタナシーンのライバルスティーブ・マルクマスと、ここ数年のBeckの仕事っぷりはハズレなし。今が一番の円熟期なんじゃないだろうか。
吾妻光良 & The Swinging Boppers / Sweatin' Ballroom -Jumpin' at the Cuckoo Valley-
日本のジャンプブルース界の隠れた重鎮。ビッグバンドジャズスタイルなのに、やってることは綾小路きみまろ的アプローチ。楽しくないわけがない。俺も将来こんなオッサンになりたい。
Razika / Program 91
SPECIALS の「GANGSTAR」みたいな冒頭の「Nytt På Nytt」でノックアウト。いろいろ聴いてたらスカのくくりで聴いちゃいけないバンドだということはわかったけど、このノルウェーのゆるふわ10代ガールズバンド感にずぶずぶハマるうちに、「けいおん!」にハマる人の気持ちがちょっとだけわかってきた。
Dub Pistols / Re-Hash
今年リリースのリミックスコンピだけど、ほかのどのアルバムよりもUKシーンの今を垣間見れたような気がする。ブライトン滞在時にライブが見れなかったのが本当に残念すぎる。
Lo-Fi-Fnk / The Last Summer
数年ぶりのセカンドアルバムも、くどくもなく薄くもないいい塩梅のエレポップ。フロアで聴いても楽しいし、家で聴いてもたのしい。集中して聴いてもだらだら聴いてもいい。それでいて普段音楽聴かないような友人に聴かせても嫌な顔されないという、巨人に例えると先発もロングリリーフも抑えもいける西村健太朗的な鉄人っぷり。ただこのジャケのゲイカップルっぷりが・・・。
Ari Up & Vic Ruggiero / Rare Singles and More...
アリ・アップの遺作。なんとも艶やかなライオットガールだった。合掌。
【2011年良かったシングル 何曲でも】
【2011年良かったライブ いくつでも】
(順不同)
The GO!TEAM @恵比寿Liquid Room
FISHBONE @渋谷ON AIR east
Pop Will Eat Itself@CONCORD2,Brighton
特撮@新宿LOFT
Adrian Sherwood@渋谷Vision
【2011年 俺内重大ニュース】
・UK/EUツアー
「日本以外でプレイして世界観が変わった!」とかは全然ないんだけど、社会人になってから会社を半月休んでツアーしたこと自体がはじめてだったので、すべてが新鮮でした。
・15周年記念ライブ
夢のような空間だったと同時に、あん時も言ったけど俺らみたいな才能もない・技術もない・売れてないボンクラが15年もバンドを続けられたのは、ひとえに応援してくださる皆さんのおかげだということを再確認した1日でした。
・なんだかんだで2011年のプロ野球も楽しかったです。早くペナント開幕しないかな。