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Flume - Palaces

グラミー賞を獲得した前作「Skin」から5年ぶりとなるFlumeの3rdアルバム。フィーチャリングにはOklou、Caroline Polachek、前作でも登場しているKučkaといったフォークトロニカ界のアイコン、オーストラリアのシンガーMAY-A、そして今誰とやってもいい味出してくるDamon Albarnが参加してるんだけど、どの客演も演奏を彩るサブ要素の域を出ることなくノイズまじりのエレクトロサウンド自体がメインのポップなプロダクションになっているのがすごい。



あとこれは好みの問題なんだけど、輪郭がぼんやりしたタイプのシンガーが多い印象があるエレクトロニカ系のフィーチャリングにしてはコントラスト高めのボーカルが多いのも特徴。M2「Say Nothing」を歌うMAY-Aは元々フォーク系のシンガーで、自身の名義で「Say Nothing」を弾き語りで歌っていたのもよかった。



MVに関連性があると伏線あるんじゃないかって気になっちゃう。




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Guedra Guedra - Vexillology

モロッコ出身のDJ/プロデューサー、ゲドラ・ゲドラ。以前紹介したイタリアのトラックメーカーClap!Clap!に近い手法でモロッコのローカル音楽グアナを中心にエネルギーあふれるチャントを程よい湯加減のクールなトライバルベースに料理していてかっこいい。グアナはもともとリラと呼ばれる祈りと癒しを目的とした儀式の場で演奏される音楽で、コミュニティの中で共同でホームパーティのように行われ一晩中続くんだそうだ。さしずめレイブだ。



アルバムでは聴きこみたくなるような繊細な要素がたくさんあった半面、Boiler Roomでのライブが老若男女問わず血が湧く感じのプリミティブなエレクトロニックダンスミュージックに昇華していて最高にかっこいい。にしてもなんなのこのお面。そしてとなりのおじさん。