Jon Batiste - We Are

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ニューオーリンズのシンガー/ピアニスト、ジョン・バティステの新作。
オリジナルアルバムとしては2018年"Hollywood Africans"以来ということだが、ジャズピアニストの弾き語りという側面が強かったそれまでの作品と比べると、このアルバムはもっと広い定義のアメリカのオーセンティックなポップスをオシャレに料理した印象。



パーティミュージックとしてのジャンプブルースが楽しい先行シングル"I Need You"、スウィングとストレートを行き来するボーカルが印象的な"WHATCHUTALKINBOUT"、マーヴィン・ゲイ"Sexual Feeling"のカバーで有名な大所帯ブラスバンドHot 8 Brass Bandが参加した"ADULTHOOD"など、多彩なプロデューサーと自身のボキャブラリーを遺憾なく発揮しブラックミュージックを俯瞰・再構築した傑作に仕上がっている。



ルーツと向き合ったこういう「温故知新」的な作品、大好物。




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Claud - Super Monster

ブルックリン出身の21歳SSWクロード・ミンツのデビュー・アルバム。



TikTokで一躍ブレイクしたbeabadoobeeなどにも通ずるメランコリックでセンチメンタルな極上のベッドルームポップスなのだけど、日々の出来事を淡々と歌い上げるさまがWeezerのリヴァースにも通ずる実生活でさえない感じ(憶測)が曲からにじみ出てて、それが聴き手のすぐ近くで語り掛けてくれているようでとてもいい。