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Elektro Guzzi - Polybrass

オーストリア出身の3ピースバンドElektro Guzzi。2004年のデビュー以来Battlesみたいないわゆる人力エレクトロ系バンドの彼らが、このアルバムではトロンボーン奏者をフィーチャー。



もともとShobaleader Oneのような同期なしの完全人力演奏だったバンドに3本の金管の共振が加わったことで、まるでアナログシンセのようなテクノマナーに忠実な響きになっていて痛快。でそのあたりおそらくメンバーも自覚的で、特にホーンセクションがテクノのフィルタの勘どころを掴んだ演奏を心掛けているのがまた憎い。 呼吸を整えるかのようにゆったりとしたロングトーンで構成されたトロンボーンのアンサンブルからディープハウスっぽい展開になだれ込む冒頭「Backlash」なんか圧巻。



にしてもテクノというジャンルにおいてテクノロジーが進化すると当然サウンドは横並びになっていくから最後にはフィジカルな部分(演奏技術)がクローズアップされる、というのはだいぶ前に予想がついていたんだけど、テクノの成り立ちと逆の進化を遂げるこういうバンドの音を聴くのは楽しい反面、ミュージシャンもリスナーも成熟しきってしまって、もう楽器が弾けない奴らがよってたかって機材をいじり倒して、そのなかで見つけた気持ちいい音が口コミで世界に共有される、みたいなパンキッシュな時代は遠い昔の話になってしまったのかな、と思うとすこしだけ寂しい気持ちになるね。



2018年よく聴いたアルバム10枚後編。

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TV Girl - Death of a Party Girl

2016年の「ヘッド博士の世界塔」こと"Who Really Cares"からさらに進化したスウィートでドリーミーなブレイクビーツポップ。bandcampでフルDLできるけど、これフィジカルのプロモーションという位置づけなんだろうか。だとしたらすごいな。