加納エミリ - GREENPOP
NEWORDER風味の「ごめんね」にばかり気を取られがちだったけど、アルバムを通して聴くとオーセンティックなアメリカンポップス色も強かったり、作詞作曲はもちろんのことNWのツボを押さえた編曲能力とか、これまで居そうででいなかったタイプのSSW。
Cigarettes After Sex - Cry
生温い霧の中のような音像のなかで緩やかに穏やかにささやかれる少しだけせつないグッドメロディ。もう仕方ない。この手の音に俺は一生抗えない。
Dona Onete - Rebujo
レギュラーDJをやってるワールドミュージックイベント"TRAD SMILE"でヘビロテだったカリンボの女王。傘寿と思えないくらいに生きる活力に満ちた歌声。気がついたら「俺たちの推し」的存在になってた。握手会があったら万難を排してはせ参じる所存。
dexter story - Bahir
今が旬のアフロポップ最重要人物のひとりデクスター・ストーリー。アフリカンミュージックをくどくならない程度のコンテンポラリーなファンクエッセンスで非常に分かりやすく噛み砕いているところに好感。例えていえば西海岸ブラックミュージック要素が少し薄まったゴリラズといった感じか。
おとぼけビ~バ~ - いてこまヒッツ
喪女毒女の魂の代弁者おとぼけビ~バ~。全14曲26分。あっという間に終わる。男前なパフォーマンスの中に一瞬垣間見る無垢な京おんなマインドが海外でブレイクしている理由なのかもしれない。
今年もありがとうございました。来年も何卒御贔屓に。