La Brass Banda - Live
トランペット・チューバ・トロンボーン・ベース・ドラムで構成されたバルカンミュージック5人組の、ドイツでのフェスでの凱旋ライブの模様を録音したライブアルバム。スタジオアルバムは以前からチェックしていたんだけど、もう今まで聴いてたアルバムのどれよりもすばらしい。基調はバルカンブラスミュージックなんだけど、ノリにいわゆるトラディショナルな感じが皆無で信じられないくらいの熱!Daft Punkのaround the worldのフレーズを演奏する茶目っ気もあったりして。一番観たいバンド。
それにしてもボーカルはずーっと歌って、歌ないところはペット吹いてて、それもないときは客煽りまくってるし、よく息が続くなぁ。

Neon Neon / Praxis Makes Perfect
スーパーファリーアニマルズ(以下SFA)のグリフがやっているエレポップ2人組のセカンド。いわゆるギターバンドがサブプロジェクトとして活動している感じはぜんぜんなくって、テレックスとかをほうふつさせるようなしゃれっ気たっぷりの、ある意味ゴリゴリのエレポップ。 ウェールズのバンドといえば、SFA、マニックス、マイブラ、ステレオフォニックス、ゴーキーズあたりしかしらないけど、冷たい中にほのかにぽわっと醸し出す温かみは土地独特の物なんだろうか。
Black Joe Lewis - Electric Slave
ブラック・ジョー・ルイスのサード・アルバム。ダラスとオースティンでレコーディングされ、ブラスの厚みも加わっているドロドロ血のようなどす黒いオールドスクール・ブルースロック。冒頭の「Skulldiggin」「Young Girls」のねちっこくもパワフルなシャウトでポーンとすべて吹っ飛ぶ!
もうこういう音は無条件でかっこいい!音の説得力が段違い。