La Brass Banda - Live
トランペット・チューバ・トロンボーン・ベース・ドラムで構成されたバルカンミュージック5人組の、ドイツでのフェスでの凱旋ライブの模様を録音したライブアルバム。スタジオアルバムは以前からチェックしていたんだけど、もう今まで聴いてたアルバムのどれよりもすばらしい。基調はバルカンブラスミュージックなんだけど、ノリにいわゆるトラディショナルな感じが皆無で信じられないくらいの熱!Daft Punkのaround the worldのフレーズを演奏する茶目っ気もあったりして。一番観たいバンド。
それにしてもボーカルはずーっと歌って、歌ないところはペット吹いてて、それもないときは客煽りまくってるし、よく息が続くなぁ。
コンテンポラリーな生活 - 僕らのキラーチューン
大阪のギターポップバンドの流通1発目?はタワー限定リリース。決して古臭いわけではないんだけど、キレッキレのポップな音にちょっとだけかっこ悪いキャラクターは15年くらい前の下北沢にいそうなヴァイヴにあふれている。
ハイラインレコードがあって、UKPがドーンと構えていて、Queやガレージがって、桂田5やカンパネルラがいたそのころの下北沢のシーンに、ほんの少しだけ、全体の割合として0.002%くらいシーンとかかわっていた自分としては、思い出補正もかかってなんか胸がキュンとしてしまうわ。
Neon Neon / Praxis Makes Perfect
スーパーファリーアニマルズ(以下SFA)のグリフがやっているエレポップ2人組のセカンド。
いわゆるギターバンドがサブプロジェクトとして活動している感じはぜんぜんなくって、テレックスとかをほうふつさせるようなしゃれっ気たっぷりの、ある意味ゴリゴリのエレポップ。
ウェールズのバンドといえば、SFA、マニックス、マイブラ、ステレオフォニックス、ゴーキーズあたりしかしらないけど、冷たい中にほのかにぽわっと醸し出す温かみは土地独特の物なんだろうか。
Black Joe Lewis - Electric Slave
ブラック・ジョー・ルイスのサード・アルバム。ダラスとオースティンでレコーディングされ、ブラスの厚みも加わっているドロドロ血のようなどす黒いオールドスクール・ブルースロック。冒頭の「Skulldiggin」「Young Girls」のねちっこくもパワフルなシャウトでポーンとすべて吹っ飛ぶ!
もうこういう音は無条件でかっこいい!音の説得力が段違い。