サマソニに行ってきた。
最後にきたのはブラーが出たとき？ガンズがでたとき？ビースティがでたとき？
とにかく数年ぶりにきたぜ。
夏フェス、毎年どれも興味があるし、仮に興味のあるバンドがそんなにいなくても行けば絶対楽しいもんだと思うんだけど、移動も併せて2泊3泊の時間を確保するのはさすがにきついなと思っているのです。毎回興味深いメンツばかりのフジロック（嵐の1回目しか行ったことがないので、ほぼ「行ったことがない」にカウント）も3日開催という日程、そしてそれにかかる予算を考えると、海外旅行に行きたくなってきます。
そんなまるで根性無しな僕にとってサマソニは、その気になりゃ「帰れる」というのがポイント。
ここ数年はわからないんですが、数年ぶりに来たサマソニは、ステージやアトラクションなど、1日じゃ回れないくらいに行けるところがたくさんできてて、NMEにも記事が紹介されるくらい世界的に有名なフェスとして認知されているのも納得。
健忘録がてらライブの感想。（動画はサマソニと関係なし。）
・yelle。最近こればっかり聞いてたんだけど、期待通りのライブ。おしゃまなフレンチ小娘＋ドラム＋シンセの3人組。途中本人も力いっぱいフロアタム叩き始めた。曲のアウトロが異常に長いんだけどインストとして成立してて、クラブとか遊びに行きまくってんだろうな、と思わせるようなアクト。
・ライブペインティングで参加してたBBJコンドウさんと話す。perfumeのライブ客がすごくて、隣でやってたライブペインティングの壁が倒れかけたらしい。こええ。
・サイレントディスコ。失笑。ありゃ流行んねーやｗ
・ビーチでだらだら。幕張まで何しに来たのか忘れるくらい普通に夏満喫気分で数時間過ごす。
・panic at the disco。パニックでもディスコでもなかったけど、あれがディスコでかかったらある意味パニックだろうなぁ。
・マリンの喫煙所で外をぼんやり見る。アイランドでやってたGO!GO!7188のライブの出囃子がフラメンコ・ア・ゴーゴーだということを知る。あー「ゴーゴー」つながり？（たぶん違う）
・verve。見たかったものの、実はたいして期待していなかったんだけど、もう圧倒的に神々しいライブだった。これだけで元とれた。今まで見てきた数多のUKバンドと音の説得力が違う。新曲と「ノーザンソウル」から1曲づつやった以外は全部「アーバンヒムズ」だったような気がする。にしてもなんでトリじゃなかったんだろう？
・prodigy。1曲目"Their Law"！！大ネタレイブフレーズも連発してて異常に興奮。途中で退散。
・ペンデュラムをチラ見。ドラムンベースは30分も見ればおなかいっぱい。1日目終了。
・2日目。vampire weekend。これが大目的。グラウンドに降りて大はしゃぎ（俺が）。あとビールさえあれば完璧だったんだけどなぁ。
・The Hoosiers。見た目がずるい。ダサい。でもたのしかった。
・JUNKIE XL。カッコいいし楽しかったけど、認めたくない俺がいた。
・SFA。いい意味で相変わらず。古い友達の久しぶりの便りをきくようなライブ（完全に回顧モード）。
・NEW YOUNG PONY CLUB。ボーカルの見た目がシンディー・ローパーそっくり。クールな感じだと思っていたけれど、すごくエモーショナルなライブだった。
・疲れたのでメッセのスクリーン前の人工芝にごろ寝して、マリンのAlicia Keysのライブを見る。いろいろあるんだろうけど、なんでこの人サマソニに呼ばれたんだろうね。。。
・アリシアとコーラスの人が口ゲンカしているところがスクリーンに映ってて、本番中なのに大変！とびっくりして目を覚ましたら、バラードのクライマックスの掛け合いだった。。。
・HADOUKEN！。こっちもすごい人気。寝てたんでテンション激低だったんだけど、一気にアドレナリン出まくる。しかしなんでキーボードがnordleadなのか。気取りやがって。ROLANDのDシリーズとか使えよ。
・ジザメリ。ヒットメドレーぽい感じ。あんまりうるさくなかったような。後ろ髪ひかれつつ途中ですぐ抜け出す。ちなみに僕が一番好きなアルバムは「サイコキャンディー」でも「ハニーズデッド」でもなく「マンキ」です。
・ファットボーイスリム。世界一フェスセットが似合う千両役者ＤＪ。何度も見てるけど、今回もほんとよかった。楽しすぎて泣きそうになった。大袈裟だけどノーマンクックのプレイは生きる活力をあたえるよね。大ネタ小ネタ、そしてハードフロアネタとか。あ、あといつのまにPCDJになってた。あんだけアナログ至上主義だったノーマンもついにPCDJ。時代を感じるなぁ（しみじみ）。後ろの女子グループがアロハ＋短パン姿のノーマンの一挙手一投足に「カワイイーー！！」と声援を送っていて、ほほえましかった。
あー楽しかった。