Punkles / Beat The Punkles

  • 投稿日:
  • by

ビートルズの曲をパンクでカバー。昔いたドレッドツェッペリン同様、名前で一目瞭然の企画モノバンドなんだけど、本国ドイツではカラー・ライン・アリーナ(日本でいう武道館のような会場らしい)を満杯にするくらいの人気バンドらしい。シド・マッカートニーやジョーイ・レノンなんてメンバー名見ればわかるように、よくあるビートルズに対するリスペクト感は皆無。CDにPVはいっているんだけど、内容は「イエローサブマリン」のパロディ。安っぽいモンティパイソンみたいで逆にかっこいい。

ビートルズっていう史上最強の曲群を題材にしているから、っていうのも勿論あるんだけど、それを差っ引いても強烈に残るこの痛快感っていうのは、パンクそのもののアティテュードに近い。一生懸命に馬鹿馬鹿しいことをやる、っていう誰でもできそうなことを体現するのがパンクスピリットなんじゃないかな、と思う。
リアルタイムのバンドでいえばランシドだって、いまどきモヒカンっていうのは、絶対にその馬鹿馬鹿しさ(=既成パンクイメージ)をエンターテイメントとして昇華させるためのポーズだと思うし。 徹底したヤンキ―文化のエンターテイメント化っていう点において氣志團だってそう。そういやゴッドファーザー・オブ・NYパンクことラモーンズにいたっては格好はおろか、髪型まで全員同じだしね。逆にその辺色気出しちゃったのが先に挙げたドレッドツェッペリン。エルビスの格好したボーカルってところで、スタート地点から微妙に焦点がずれてた。

話が逸れた。ちなみに最新作「ピストル」は「マジカルミステリーツアー」「ヘイ・ジュード」「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」なんかやってるらしい。だいたい音の予想はつくけど、またこの馬鹿馬鹿しさを体験してみたい。間違ってもオリジナル曲とかやりだしませんように。