【千葉マリン】朴訥レポ・サマソニ02【幕張メッセ】

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【千葉マリン】朴訥レポ・サマソニ02【幕張メッセ】
No.101-(2002/08/20(火) 09:23)

いってきましたサマソニ。
メッセでやるような、いわゆる都市型フェスティバルって、ライブスペースが2つ3つあって以上!みたいな良くも悪くも洗練された空間が多いんですが、サマソニは、主催がいろいろ工夫凝らしているんだな、って気がつく部分が多くあった。アレなら子供つれてきても結構たのしいめるかも。見た目変わってる人(客含め)多いし。花火すごかったし。

1日目。寝坊。マリントップのカラシを見逃す。ショック。慌てて出発し、幕張に着いたものの、ダフ屋捕まえるのに時間がかかり、結局午後2時会場入り。つかダフ屋いねー。メッセ~マリン間片道10分くらいかかるのであっさり堪忍し、さっさと当日券ゲットしメッセへ。
ソフトバレエ。一言でいうとなーんも替わってなかった。いまどきヴォーギングしまくりのモリケンに大爆笑。特に遠藤色の強いテンポ激遅のダブ曲でのモリケンのアクション最高。10分みても1時間見ても多分内容一緒だと瞬時に判断し、マリンへ。
マリンに到着し、バックネット右のスタンド席を陣取ると、UKガレパンムーブメント(僕が勝手に盛り上がってるだけ)の最右翼the hivesのライブが佳境を迎えていた。向こう見ずなつんのめり感がなんともかっこいいのだが、決してジョンライドンのNO FUTUREではなく、どちらかというと江頭2:50のそれっぽかった。英語わからんけど、こいつら田中義剛レベルの田舎モンだと思う。
次。モンパチ。マリン出演勢のなかで唯一の日本人バンド。すげー人気。天気がいい、昼下がりの野球場でビール片手に見るライブとして、最高に気持ちよかった。大歓声のなか終了。転換後weezer。数ヶ月前の武道館ライブが相当ひどかったので、たいして期待していなかったのだが、この日の彼らは、というかリヴァース一人テンションが高かった。夕暮れ時に「SURF WAX AMERICA」のイントロのアルペジオはさすがに沁みる。恒例の変な日本語発表コーナーも充実。お茶目に振舞いつつも、緊張感のある楽しいライブだった。

ここまでオンタイムだったのだが、この後セッティングがもたつき、30分押しのガンズ
いかにもエモ・オルタナ好きなキッズ達にまじり、おそらくコレだけ目当てにきている30代のロックファンが目立ち始める。僕はといえば本音言うとオンタイムの10代の時は全然興味なかったし、今回のライブも結構斜に構えてたんだけど、1曲目「WELCOME TO THE JUNGLE」のリフであっさり目から鱗が落ちてしまった。これだけに1万払ってもいいってくらいエンターテインメントだった。アクセル(見た目はほとんど変わってなかった!!)をはじめ才能の塊たちが万博開いてるって感じ。掛け値なしで見逃す部分がなかった。個人的には曲転換中のスリップノットよろしくお面つけてるギターの人のヌンチャク→ロボットダンス→左手だけでギターソロ→超絶早弾の15分がすごかった。ちなみにライターもかなり光ってた。おなかいっぱい2時間のライブ、花火が打ちあがり終了。

2日目。コーナーショップキャンセルの張り紙。ショックを隠し切れずにマリンへ。トップのPLAYMO。フランス版レイジ風。若干ダサ目の色違いツナギ着て大はしゃぎ。すげーかっこいい。小雨混じりの中、グランドで大暴れした。
次。A。イギリスのバンドらしい。これもかっこよかった。レイジmeetsスーパーチャンクとでもいうか、テンション高いの保ちつつ、高揚感のある音。こう考えると、やっぱり昨今のギターロックにレイジやリンプが与えたものって計り知れないな、と思う。ヒップホップをロックンロールに昇華させるための手法の提示というか。(レッチリは、ヒップホップをファンクに昇華する方法の提示なので、ちょっと意味合いが違う。)
メッセ戻ってメインステージのMUM。はしゃぎすぎの為、不覚にも眠くなる。悪くはないけど気分じゃないので退散。FACTORYブースへ。邦楽中心のラインナップ。175Rの読み方をはじめて知る。SKASKACLUB。すげー人気なのね。知らなかった。再びメインに戻り、アバランチズ。これが凄かった。シャドウ&ケミストみたいなノリなのかと思ったら大間違いだった。こんなに躍動感+エンターテインメントとして機能するDJ、今まで見たことない。ハウスとヒップホップとネタ物ロックが混在している選曲は、自由であることに対してひたすら自由なプレイだった。アフロの方がデッキに登ってジャンプ!したり、芸達者な一面も。
マリンに移動してNO DOUBT。相変わらずへビィロック以前(フィッシュボーンとか)のミクスチャー色を今風に料理しててうまい。盛り上がる盛り上がる。初期の曲しか知らんけど、そんなことは関係なしにお祭りノリのライブ。「JUST A GIRL」の演奏を背にマリンを後にする。途中、休憩してたら尻ポケットにユリの花を挿してる人発見!昨日のガンズといい、今日のモリッシーといい、今年のサマソニの出演ラインナップはロックM2・F2世代を取り込みたかったのか。というか往年のスターを若い子たちがどう反応するのか、ってところか。
OZMA。WEEZER正統派後継者。予想していたとおりの青臭いライブ。ただライブだとシンセが全然目立たず、ちょっと物足りなさも。そりゃきこえねーよ、ユニゾンだもん。つか、OZMA前はパフィーだったのね。客ガラガラの状況だったけど、大満足の内容。メッセのトリ、モリッシー。永久循環ライブ。ただ、昨日のガンズの有無を言わさない盛り上がりと違い、こっちは演者も客も懐古趣味で終わってる感があった。ソフバ同様、10分見ても2時間見ても多分内容一緒だと瞬時に察知し、途中でフロアを後にする。雨と疲れでマリントリ、オフスプリングを見ずに退散。

自分的には結構うまく立ち回りが出来たと思うんだけど、キャンセルになったコーナーショップは仕方ないにしても、ハノイ(コレがすごいよかったらしい!)やフレイミングリップス、スジバンなどなど、見たいバンドまだたくさんありましたわ。このリヴェンジは来年はらす!あー楽しかった!

Re.1-NOW!(2002/08/20(火) 23:23)>目疲れるわ!#ff0000より#ea2900とかのが近くない?<赤
Re.2-タムラ(2002/09/27(金) 16:38)>貧乏症の僕には、こういうイベントにて途中で帰る勇気がほしい