期待の新人というには、もういろんなところで結構出回っていて、「フランツの次はこれ!」的な取り上げられ方をしている、EL PRED!DENTEです。プライマル・スクリームのマネージメントが立ち上げたレーベル、ONE RECORDからの第一弾バンドにして、すでにオアシス、カサビアンなどの前座に抜擢されているという、UK国内ではかなり盛り上がっているバンドです。ギラギラしているボーカルがT・REXと引き合いに出されますが、マーク・ボランというよりもファンキーなアクセル・ローズみたいな風情でなんともかっこいいです。ベックが好きな人はマストなんじゃないでしょうか。ボーカルの胡散臭さとドラムのクールさは漫画みたいで痛快。
にしてもこのEL PRED!DENTEもそうだし、BLOC PARTYしかり、武道館公演も記憶に新しいフランツもしかり、ここ数年グラスゴー出身のバンドが元気いいなぁ。もちろん今までだって、ベルセバ、モグワイ、トラヴィスなんかもいたわけだし、今に始まったことでもないんだけども。
日本には地域によるロックの歴史も音楽性の特徴もあまりない(せいぜいめんたいロックくらい?)し、こと日本で米英のロックを追いかけていると今ひとつ区別がつかないけど、このグラスゴー(スコットランド)をはじめとして、ロンドン、リバプール、マンチェスター、ブリストル、ウェールズ、ダブリンなど、UK人気バンドの出身地ならびに音楽性と、その土地の歴史的背景を並べてみてみると世界史の勉強やり直したくなってくるほど面白い。
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話をグラスゴーに戻して、抱き合わせでもいいから「グラスゴーシーンのゴッドファーザー」的な存在に崇めて、ティーンネイジ・ファンクラブをなんとか売り出せないだろうか。。。
コメント
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このバンド、日本盤のボーナストラックでPrince殿下のRasberry Beretのカバーをやってるんですけど、それがすごくかっこよくて、思わず「何これ?」と言ってしまいました。
mats3003 2006/02/20 #7747
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コメントありがとうございます。
アーそうですそうです。まんま85年~95年のプリンスです。僕は輸入盤だったんだけど、日本盤はそんな直球カバーが入っていたなんて。
マル 2006/02/21 #7748