ピアニカ奏者RAS TAKASHI率いるダブセンスマニアです。
非常にルーツに忠実な日本人バンドなんだけど、
時間軸が彼岸の方向向いてて、洋楽のタイム感に近い。
デニスボーヴェルがミックスを手がけた本作を聴いてると、
余計それが目立ちますね。すごく濃度の高い弛緩具合。
昔フィッシュマンズの佐藤伸治が
「退屈を表現した音楽は、退屈な音楽であるとは限らない」
みたいなことを雑誌で言っていたんだけど、
メインストリートしか知らない僕にとっては、
レゲエバンドってここがボーダーラインのような気がします。
ちなみにライブはCDを遥かにしのぐ弛緩ライブ。
ドラム叩いてるPJももちろん歌ってます。
現在僕内で、もっとも酒が進むバンドぶっちぎり1位。
何だっていいんだ、気持ちよければ。