なぜかWARPからリリースされてる、現代のPIGBAGこと!!!(chic chic chic)
のメンバーを中心に構成されているニューヨークのバンドです。
PIL、ギャングオブフォー、先にも挙げたPIGBAG、ポップグループetc.をはじめとした、
ポストニューウェイヴ的なバックボーンを持ちつつも、
ダブ、エレクトロ、ノイズ、ディスコ、ヒップホップなどがグチャグチャに混ざるトラックの中に、
チェロの響きとフィードバックノイズが加わって、ものすごい混沌とした音像。
言葉にできない雑食性を持ちつつも、
トータスとかトランズアムみたいな、
レーベルで言えばドラグシティあたりが好きな人にも
すんなり聴ける音なのではないでしょうか。
でもこのバンド、何が気持ちいいって、
ミキシングが(いい意味で)ものすごい適当なところ。
ミキシングというより、カットアップに近い。
ミキシング担当のメンバーの手によるものだと思うんだけど、
このどんぶり勘定ミックスは、
ON-Uの匂いもうかがえ、ちょっと斬新過ぎる。
あまりに気持ちよくて、最近コレばっかり。