john frusciante / TO RECORD ONLY WATER FOR TEN DAYS
No.33-(2001/03/18(日) 19:46)
レッドホットチリペッパーズのギタリスト、ジョンフルシアンテのソロ3作目です。
彼のルーツ(らしい)のジョイディビジョンや、ベルリンに引きこもってた時期のデビッドボウイのような、
内向きな曲群を自作自演しています。
宅録デモテープ以下ボロボロの音源なんですけど、そこがまたココロに染みるっつうか。
ところでレッチリって、今のティーンズにとってはどんなイメージなんでしょうか。
シンプルながらグイグイ引っ張っていくグルーヴと、それを支える超人的演奏技術は健在なんですが、
ワールドツアーが始まれば何年もライブしかやらないスタジアム級のバンドだし、
「ミクスチャー」って側面でいえば、それこそリンプビズキッドとかのヘビーロック勢のほうが刺激的だし、
一般リスナーにとっては「終わったもの」として認識されているのでは、と思います。
一昨年リリースされたレッチリ名義の最新アルバム「カルフォルニケーション」では、
「オレも昔は馬鹿ばっかやってたけど、いろいろ失うものもあったりして、
今は自分たちの内面を、この四人で包み込んでる運命共同体なんだよ」
とか言わんばかりの、(ドラッグから足を洗ったバンド特有の)彼らの内面的な感情が、
音楽面でもまったりと吐露されていたアルバムだったんですが、
あれはジョンの彼岸感(そんな言葉あるのか知らないけど)の影響なんじゃないかな、と。
そう、彼らにとって最高のセールスを記録したシングル「アンダー・ザ・ブリッジ」も。
でも、
ウッドストックではフリー(ベース)がフルチンでピョンピョン跳ねてるし、
(NHKBSで思いっきり映ってましたね、フリーのオティンティン)
いまだにライブでは「恋のローラーコースター」やってるし、
ビートたけしのような存在には死んでもならない(なれない)、
僕にとってはもの凄い高いステージに存在しているバンドのひとつです。
#ソロ1作目は自身がレッチリ脱退直後、ドラッグ漬けの状態で製作していたそうで、
それが音にダイレクトに出ていて、日曜の昼間に聴くと自殺したくなります。
鵺カフェでは現在封印中。
Re.1-ゆっきー(2001/03/19(月) 13:36)>もう6年くらい前、ロンドンのブリクストン・アカデミーと言うライブハウスで彼らの演奏を見て「もう死んでもいい!!」と思いました。
Re.2-マル(2001/03/19(月) 17:18)>僕も何度か生フルシアンテを見たことあるんだけど、ギター弾く姿がすんげーセクシーで!僕が女子ならありゃ昇天・失神(そして失禁)だな。